ぷよぷよDrのムキムキダイエット

内科医による駆け出しダイエッターの備忘録

宿便?便秘?解消できればダイエット?? パート1

 

 

どうもぷよぷよDrです。今回は便秘についてです。

 

 

 

お困りの方も多いかもしれません。

特にダイエットを始めると運動は実は便秘には良いのですが

汗をかくので少し脱水気味になって『便が固くなる』という方も

いらっしゃるようです。

 

 

ただ、便秘といってもいろいろなタイプがあって

・生活習慣に問題を抱えているケース

・腸やそれ以外に病気を抱えているケース

の大きく二通りがあります。

 

 

 

要は病気で便秘になっている場合は便秘を治すというより

もとにある病気を治さねばなりませんので

紹介する便秘解消法をためしても改善されない場合は

医療機関への受診をお勧めします。

 

 もくじ

パート1

・3つの解消法

 

パート2(次回予告です)

・おすすめ食材

・便秘解消はダイエットに有効か

 

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3つの便秘解消をご紹介します。

 

 

 

・水分

水分に関しては時々患者さんでもいらっしゃるのですが

職場でなかなかトイレに行けない環境の方はそもそも水分を控えてお仕事をされているようです。このように大変な思いで仕事をされている方は本当に頭が下がります。でも便秘でお困りの方は水分摂取には気をつけてもらいたいです。

 

便秘の一因には便の水分含有量が大事です。たとえると、

『カチカチウンチは出しにくい』ということ。極端に言えば下痢便は便秘にならずにむしろ出てしまうことが問題ですよね。つまり水分量がある程度は必要ということです。

 

もっというと、便が腸の中にいる時間が長いと便の水分を

身体が吸収して便はどんどん硬くなります。ウサギの糞のようにコロコロになってしまうとそれこそ排便は大変です。

 

 

 また体が脱水状態(水分摂取量を減らしたことで)だと過程すると、

腸で吸収される水分は(脱水を軽減しようとするので)

どんどんと多くなります。つまり便が含む水分は減っていき

便が固くなるという理屈です。

 

 

目安としては食事以外に1L~1.5Lくらいのお茶や白湯をとると

良いでしょう。しょっぱいものを良く食べる人は減塩しないと浮腫みが必発なので要注意!

 

 

・食物繊維を十分にとる

食物繊維の役割について書きます。先ほど便の硬さ(ゆるさ)は水分量によって決まるとかきました。食物繊維は水分を保持する作用があり、適度に便の固さを保つために必要な要素です。また食物繊維で一般的なのは消化されない物質ですので『腸の中を掃除する』とよく言いますが排便を助ける作用があるのです。和食は根菜を多く、また海草やキノコ類の繊維質を多く含むので身体にはとってもいいです。

 

余談ですが、丼ものなど単品の食事より、少しずつ色々な食材で栄養を摂ることがオススメです。一汁3菜とか良くいいますよね。コレ実は太りにくい食事なんです。

 

同じカロリーでもハンバーガー一個より、ご飯+サラダ+魚の塩焼き+味噌汁+ごぼうの和え物などなど、かさ増しが上手にできると自然に食物繊維の量は増えるんですよね。ってことは満腹感が得られて間食しにくいということ。ダイエットにはうってつけです。

 

 

 

・排便タイムを確保する。

ここまでは便の出しやすさの環境を整える話を書きました。

次はトイレに行く時間を確保することをお話します。

 

 

どれだけいい便を身体が作っても、便意があってもトイレに行かない習慣だと

何が起きるか。それは便意の脳への刺激に『鈍感な脳』になってしまいます。

せっかく便意があっても無視し続けると脳は無意味な刺激と判断してしまうのです。

 

 

また、我慢した結果、なかなか便意を感じなくなるとトイレにそもそも行きません。

そうなると腸の中に便が長時間い続けることになります。こうなると便中の水分はさらに吸収されてカチカチな便になりさらに排便が苦しい時間に変わっていくのです。

 

オススメしたいのは朝必ずトイレに10分座るクセをつけることです。

特に朝食後にオススメです。とにかくトイレに行く。これは便意がなくてもいいです。

習慣にするというのが大事なんです。『便を出す環境を整えているよ~』と脳に働きかけることが重要です。

 

 

便秘の話を進めてきました。次回は便秘予防の食材をお話します。

便秘でお困りのみなさん、少し生活環境を見直してみてはいかがでしょう。

 

それでは!

 

 

 

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