断食がダイエットに向かない理由
どうもぷよDrです。
まだまだ残暑の厳しい季節です。ダイエットを始められた方はうまくいってますか?
私はダイエット前の体重測定をしたところであります!
体重は76kg。身長173cm(ちぢんでなければ)。
体脂肪率はなんと!24%でした。
えー。デブです。
追い追い腹回りの写真もアップしますね。
おっさんの太鼓腹、不摂生の塊です。
さて、前回までは基礎代謝量について書きました。今日は断食について書きます。
ちまたではファスティングとかプチ断食とか、
要は摂取カロリーを絶ってしまうというダイエットを勧める人たちがいます。
私は医学的に決しておススメしません。
理由は
・基礎代謝量が減る
この一点に着きます。
もちろんビタミン、ミネラルの摂取も滞りますし、食物繊維も食べないわけですから便秘や肌荒れ、女性では月経周期にも悪影響は避けられません。
ちなみにデトックス効果は排便、排尿で99%以上行われていて便秘は身体にも良くないんですよ。
断食=不健康なのですが、ネット情報では「免疫力が活性化!」みたいな怪しい(根拠ゼロ)文言が並んでいます。
ネット上では何万円もかけて断食合宿を開催したりするページはすぐにヒットしますね。つまり裏を返せば痩せたい人が世の中に超絶多いってことですよね。
でも、せっかく痩せるなら健康的に痩せないと続けられないと思うんです。なのでこうした文句に踊らされることなくダイエットを続けましょう。
私が断食の最大のデメリットと考えている基礎代謝量の減少について話を進めます。
基礎代謝量は以前のブログでも取り上げた通り、一日摂取しても太ることも痩せる事もないカロリーです。例えば私の基礎代謝が1500kcal/日だとすると、私は一日に1500kcal食べてたら太ることも痩せることもないわけです。
いまから断食ダイエットをしたとします。それで5kg減ったとしましょう。この時に減った体重は何が減ったのか。
大まかですが、骨、水分、筋肉、脂肪で身体は成り立っています。水分は十分に摂取していたとして、断食で減る身体の組織は脂肪+筋肉です。
基礎代謝量は体重が同じでも筋肉量が多ければ多いほど大きくなります。筋肉を維持しているだけでカロリーを消費してくれるわけです。
断食で減るのは脂肪と筋肉と書きました。
つまり筋肉の総量が減るということは基礎代謝量を減らすことになり、「生きてるだけで消費してくれるカロリー」が減ることになるのです。
体重が5kg減ったが基礎代謝量が1500kcalから1000kcalに落ちたとすると1日に500kcal 余分に運動しなければ太る身体になったということです。
筋肉量は筋トレして肥大するのに少なくとも1ヶ月以上はかかるので落ちた筋肉をすぐに戻すこともまた難しいのです。
脂肪1kgあたり8000kcalですから
基礎代謝が1000kcal/日の人が
もともと食べてた1500kcal/日食べると
16日(8000➗500=16)ごとに1kgずつ増えることになりますね。
上記のように基礎代謝量が落ちると非常に厄介で、太りやすい身体になるということです。太りやすい体に毎日余分にカロリーが蓄えられ、私のようなデブが作られてしまう(泣)。
断食はいわば諸刃の剣で一時的に効果はありますがすぐに体重が戻るだけでなく、太りやすりやすい体質になるのでデブが加速します。これを聞くと怖いですよね。
断食は基礎代謝量を落とすと書きました。では逆に基礎代謝量を増やせば食べても太りにくい体を手にすることができることになります。
次回はどうしたら痩せやすい体になれるか、を書いてみます。乞うご期待!