ぷよぷよDrのムキムキダイエット

内科医による駆け出しダイエッターの備忘録

お金をかけずに乾燥肌スキンケア 医学でみたオススメ

どもぷよDrです。

今日はダイエットにはまったく関係ないです。

今回のテーマは乾燥肌!

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私はなにを隠そう、医師でありダイエッターであり、

乾燥肌の持ち主です。

 

最近は男性も化粧水をつける時代。皆さんは皮膚の乾燥気になりますか?

女性なら誰しも乾燥は肌の敵だと思っていると思います。

なぜならしわと乾燥は関連していますよ!とCMで啓蒙しまくっているからです。

 

わたしはアトピー性皮膚炎を小児期より患っており、就職後に悪化しています。

20歳までは汗をかいた後シャワーを浴びないとかゆくなる傾向がありましたが

現在は夏場よりむしろ冬場にアトピーが悪化するという傾向が強まっています。

 

思い返すとここ5年くらいはその傾向が強くなって通年でアトピー性皮膚炎がひどい気がします。

 

私はアラフォーです。おそらく加齢により肌の水分保持能力が低下したことによる乾燥肌が顕著になったのではないかと考えています。

 

そこで昨年から取り組んでいるのは乾燥肌を防ぐこと。

この方法を通年で行い、徐々に皮膚の状態も改善しています。

 

もしかすると、お金をかけずに保湿する方法が多くの人に役立つと思い

今回この記事を書きます。

 

肌をケアするタイミング

ルール1 日中は気づいたら。寝る前は必ず

 

何らかの原因で皮膚に炎症があったり傷がついている場合、

皮膚のバリアがはがれていることがあります。

 stratum corneum lipids といって皮膚を保湿してくれる成分は皮膚自体が持っています。

ぼりぼり掻いてしまったとか、皮膚炎でこうした成分がなくなるとダメージを受けた皮膚部分から乾燥が始まってしまうという理屈です。乾燥した肌はかゆみを感じやすいですので夜間寝ている間にぼりぼり掻いてしまうことってありませんか?朝起きると肌荒れ悪化してる場合なんかはもしかすると夜間掻いているかもしれません。

 

ルール2

『肌ストレスをゼロ』

日中は手を洗ったり保湿する機会があるのですが夜間寝ている間は乾燥状態が続くため、寝る前にケアするのが大事です。日中ももちろん乾燥していると感じたらその都度対策をするのが吉!保湿の基本は保湿されている時間が長いことが第一です。

 

 

何を塗るか

ヘパリン類似様物質(商品名:ヒルドイドなど)

尿素(商品名:ウレパールクリームなど)

グリセリン ワセリン(商品名:プロペト ワセリン グリセリン

 

どんなものを塗るか。ここが一番気になると思います。

上記3つがよく論文にも登場するアイテムです。それぞれ保湿効果は高く医薬品として皮膚科や近くの病院で相談すれば買えます。

 

この中で一番保湿効果が高いのは尿素系です。グリセリンよりも効果が高いというデータがあります。ただリスクがあります。それは肌の刺激性を感じる人が一定の確率でいるということ。要するに肌に合わない人がワセリン系より多いというデメリットですね。乾燥肌で敏感肌の人についてはワセリン系が一番オススメです。

 

※もちろんどんな物質においても個人差があります。肌に塗ってみて副作用が出た場合には即時軟膏を中止し洗い流し皮膚科を受診すべきです。

 

 

ただ病院受診となると時間がかかるなぁと考えている人はamazonでも売っていますので下のリンクを見てみてください。

ヒルドイドは成分的には病院で買えるものとほぼ一緒ですね。病院の受診料を考えるとコスパはいいかもしれません。

 

尿素系は医薬部外品になっています。化粧品会社が保湿を謳うものにはたいてい入っていますね。市販の化粧品があわない方は尿素系はやめておいたほうが無難です。

 

個人的なオススメはワセリンです。入浴後とか肌にしっかり水分がある状態のときにワセリンを塗ることで保湿効果がMAXです。毎日入浴するのだから風呂上りには一番保湿されることを考えるとワセリンのコスパは最強と思っています。

 

化粧品よりコスパいい

スキンケアにお金がかかってしまって本当はスキンケアしたいけど出来ない人は下記リンクがオススメかもです。ワセリンなんて500gで2千円切ります。

実はスキンケアにお金はかからない説浮上。

 

 

 

 まとめ

・べとべとするのが気になる人はHPローション

・入浴後はワセリン

尿素系は保湿最強説あるが敏感肌は注意!

 

・保湿剤を塗るタイミングは最低朝と夕以降の2回。入浴後は必須!

・乾燥が気になれば塗る